TOEFL ITP (Institutional Test Program)
ペーパー版TOEFLのリサイクル品。リスニング、文法、リーディングの3つのセクションからなり、各セクションのスコアは、素点ではなく偏差値で示される。
リサイクル品だからと言って、侮るなかれ。問題数がとにかく多い。また、文法のセクションでは、「間違い探し」のように日本の中高の英語試験ではお目にかかれないような出題形式に遭遇するので、最初は面食らうかもしれない。
スコアが公的な証明力を持たないのが、名大生にとってはちょっと残念?
TOEFL TWE(Test of Written English)
ペーパー版TOEFLを補完するために誕生したライティング試験。ひとつのトピックについて、ショート・エッセイを書き、0~6の6段階で採点される。TOEFL iBTの実施地域では廃止され、久しく絶滅危惧種とみなされていた。2017年5月末に絶滅。
TWEのトピックがリサイクルされ、自動採点プログラムeRaterでエッセイが評価されるのが、Criterion。採点は1~6の6段階評価だが、N/Aと判断されて0点となってしまうこともある。N/Aは多くの場合、語数が少ないため採点不能とされ、評価の対象外となる残念なケース。Criterionでは、頑張ってある程度の量は必ず書くべし。