農学部資源生物科学科4年
甲斐 瑞季
イギリスのケンブリッジ大学に短期交換留学したことで、私はまさしく新しい世界への一歩を踏み出しました。初飛行機で初海外!一般ケンブリッジ生に混ざっての専門講義についていけるかはもちろん、現地での生活や入国審査まで、たくさんの不安がありました...。
そんな私の支えになってくれたのがNU-EMIプロジェクトです。このプロジェクトでは、G30国際プログラムの英語授業を受講する日本人学生を対象に、イングリッシュスピーカーのチューターによる個人指導を提供するなど、様々なサポートを行なっています。外国語教育に力を入れている名大ならではの取り組みです。このプロジェクトによるサポートを受けながらG30の講義を受けることによって、留学の前からディスカッション重視の英語講義に慣れることができました。ケンブリッジでのインタラクティブな講義にも気後れすることなく参加できたのは、間違いなくNU-EMIプロジェクトのおかげだと思います!
また、ケンブリッジ滞在中は様々な歴史や文化を体感しました。ケンブリッジ大学に特徴的なのはカレッジ制。学生は学部等に関係なく、全員が31あるカレッジ(いわゆる寮)の1つに所属します。寮とは言っても、私が所属したSt John’s Collegeはカレッジだけで小さな大学に思えるくらい広い敷地を持ち、歴史ある建物もいっぱい。カレッジ内には、カレッジ生専用の図書館やカフェテリア、バーまであります!ろうそくの明かりの中、長テーブルでのホールディナーにも参加しました。まさにハリー・ポッターの世界!31のカレッジそれぞれが異なった歴史、文化を持っているので、違うカレッジ所属の同級生から色々な話を聞くのもとても楽しかったです。大学の建物といくつものカレッジが、街のあちらこちらに点在している学園都市ケンブリッジでの生活は、日本とは全く異なる別世界でした。名大では、世界を目指す学生をとことんバックアップしてくれる環境が整っています。あなたも名大から新しい世界への扉を開いてみませんか?
写真1:我らがSt John's College
写真2:St John's Chapel Tower からの眺め。広大なカレッジが一望できる。
写真3:”まさしくハリー・ポッターの世界!” な St John's Hall Dinner。
写真4:私の通学路。ケンブリッジの街は大学と共にその歴史を作ってきた。